LPC1768でのMDK-ARMデバッグ

1)LPC1768のファームウエアをアップデートする。
  最新のファームウエアはCMSIS-DAPに対応しているらしい。
  今回入れたのは141212

2)正しくファームウエアがアップデートされたかは、mbedのドライブ内にあるMBED.HTMに書かれている。
  このMBED.HTMをテキストファイルで開き、firmware=と書かれたところにバージョンが記されている。
  今回だと、firmware=141212

3)ホスト(Windows)のUSBドライバを更新する。
  http://developer.mbed.org/handbook/Windows-serial-configuration#1-download-the-mbed-windows-serial-port
  を開き、「Download latest driver」の部分からドライバをダウンロード、インストールする。

4)メニューの [Flash] -> [Configure Flash Tools...] を選択しUtilitiesタブを選択。
  use Target Driver for Flash ProgrammingでCMSS-DAP Debuggerを選択する。

5)同Debugタブで 右側のUseでもCMSS-DAP Debuggerを選択する。
  Settingsを押すとアダプタとしてMBED CMSIS-DAPが選択されていることを確認する。

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PCを更新したので、久しぶりにμVision5.23.0.0をインストールしてLPC1768をオフラインデバッグしようとしたが
以下のようなエラーが出てロードに失敗する。

PDSC: Cannot recover from reset
Error: Flash Download failed - Target DLL has been cancelled

色々ネットで調べたがわからず(同じように困っている人はいた)。
設定をいろいろ変えていたら以下の対処で上手く動いた。

Option for Target... のDebugタブを表示させる。
Use CMSIS-Debugger の右側 Settings ボタンを押す。
Cortex-M Target Driver SetupのDebugタブを表示させる。
下部のDebug枠のReset:をSYSRESETREQからHW RESETに変更する。