デュアルブートインストール

基本的な手順

Linuxインストール
Windowsインストール
Linuxインストール

上記①でLinuxをインストールするのは、パーティションを切るため。
③で再度Linuxをインストールするのは②でWindowsをインストールすると
MBRが上書きされてしまうため。

・FDISK /MBR ではパーティションテーブルまでは書き換わらない。
 ブートローダ部分が更新される。
WindowsリカバリCDではパーティションは書き換えられない。
 おそらく、先頭のパーティションにOSをインストールするだけ。
WindowsリカバリCDではインストールされるboot.iniのパーティションが1となっている。
 すなわち、Windowsは最初のパーティションにインストールされないといけない。
WindowsリカバリCDではMBRは更新されない。
 MBRを更新するためにはFDISK /MBRを実行しないといけない。
WindowsXPでは本来は、FIXMBRコマンドでMBRを更新するはずであるが、
 WindowsリカバリCDにはFIXMBRが含まれていない。よってFDISK /MBRを使う必要がある。

パーティションは以下のように切った。
  1〜10500 : 82GB : NTFS :
 10500〜11000 : 4GB : FAT32 : /mnt/dos
 11000〜11130 : 1GB : swap :
 11130〜12162 : 8GB : ext3 : /

・上記①でLinuxをインストールするのは単にパーティションを切りたかったから。
 他にパーティションを切る方法がなかったため、面倒ではあるがLinuxをインストールする。
・このパーティションを切るときに最初にWindowsをインストールするパーティションを定義
 しておく必要がある。そうするとそのパーティション番号が1となる。
 するとWindowsのboot.iniの記載(パーティション=1)と合致するのでOSが起動する。
・最初のLinuxのインストール①ではLinuxはどこに入れてもよい。どうせその後、上書き
 されてしまうので。

1. Linuxインストール
1.1. パーティションは上記の様に切る。
1.2. Linuxのインストールを継続する。
2. MBRの修正
2.1. WindowsリカバリCDをsafeモードで起動する。
(CDを入れてPCの電源を入れてF5を押す)
2.2. FDISK /MBR を実行し、MBRを修正する。
3. Windowsのインストール
3.1. WindowsリカバリCDによりWindowsをインストールする。
4. Linuxのインストール
4.1. パーティションは既に切られているが、自動設定ではなく主導設定を選択する。
4.2. 上記のパーティションでswapと/, /mnt/dosを設定する。
4.3. Linuxのインストールを継続する。
5. 共有パーティションの設定
5.1. Windowsを起動し、ディスクの管理で
上記パーティションの/mnt/dosの領域を削除する。
/mnt/dosの領域を再度設定する。
フォーマットする。